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同窓会

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小学校の同窓会があった。

 

数年間隔で開催されていて

今でも地元に住んでいる自分としては

密かに毎回楽しみにしているイベント。

 

毎回、「久しぶり〜」と始まり

他愛もない会話をしながら思い出話に花を咲かせる。

純粋に楽しい時間。

 

そんな中、まさに小学校ぶりに再会した子がいた。

約14年ぶり。

一目見た瞬間に、あの頃の記憶がよみがえり

あの頃の淡い気持ちも同時によみがえり

あまりの懐かしさに涙がでそうになった。

当時と変わらない笑顔の彼女と再会できた。

その現実にただただ感謝した。

 

みんな頑張っていた。

もちろん自分も頑張っている。つもりだった。

でも、彼女の明るい声、笑顔を直視することができない自分がいた。

 

心のどこかで後ろめたい気持ちがある。

「一生懸命」ではない自分に

「正直」に行動できていない自分に

自分で気づいていることにどうしたらいいのかわからずに

戸惑っていることに改めて気づかされた。

そんな自分にも彼女は優しく接してくれて最高の笑顔をくれた。

 

そして逃げ出した。酒のせいにして。

なんかとてもいたたまれなくなり

その場にいちゃいけない気持ちになり

逃げ出した。いつものように。

こんな自分がたまらなく嫌いだ。

 

自分に言い聞かせる。

心から胸を張れる人間になろう。

全力だ。

何事にも積極的になろう。

今この瞬間から。

また再会できるまでに

自信を持って笑い返せる自分であるために。

 

「本当に?」

「どうせ無理だろ。」

「明日になったら忘れてる。」

「3日しか続かないだろ。」

「口だけ人間」

「できるわけがない」

自分の中のネガティヴな感情が溢れ出る。

 

ただ今日の出来事は余りにも衝撃的だった。

電流が走った。

本当に感謝したい。

変わるときがきたんだ。

 

そして、また再会した日に抱き締めて言いたい。

「本当にありがとう」